イラストレーター・宇野亜喜良さんと和田誠さんの新刊発売を記念したトーク・ショウの開催が、いよいよ今週末に迫ってきました。
当日は、ご入場いただく際、かなりの混雑が予想されます。猛暑のなか、たいへん恐縮ですが、お早めのご来場をお願いします。
(すでに予約受付は終了しております。たくさんのお問い合わせ、ありがとうございました。)


<第5回Bibliothèque文明講座>
『Ciné Aquirax』『Black & White in Wadaland』(愛育社)刊行記念
宇野亜喜良×和田誠トーク・ショウ
「イラストレーションの秘かな愉しみ」

聞き手:濱田高志アンソロジスト
イヴェント内容:60年代より日本のイラストレーション界を牽引し、今も第一線で活躍されているイラストレーターお二人がトークするという、またとない機会です。イラストレーションについてはもちろんのこと、お互いの作品や、好きな映画、音楽についてなど、どんなお話しが飛び出すか。乞うご期待!!


日時:2010年7月31日(土)15:00〜17:00(14:30開場)
入場料:1,000円(当日精算)
* 完全予約制=予約終了しました。
会場:Bibliothèque(ビブリオテック)
協力:愛育社、月刊てりとりぃ(TV AGE)


■著者略歴
宇野亜喜良:1934年愛知県生まれ。カルピス食品工業の広告課を経て、60年日本デザインセンター設立とともに入社。56年日宣美展特選。64年横尾忠則原田維夫とともにスタジオ・イルフィル設立。翌65年解散、「ペルソナ展」に参加。灘本唯人横尾忠則和田誠らと東京イラストレーターズ・クラブを設立。82年講談社出版文化賞挿絵賞受賞。92年第6回赤い鳥挿絵賞受賞。99年紫綬褒章受賞。2010年旭日小綬章受賞。『宇野亜喜良 創作の現場』(誠文堂新光社)など。
和田誠:1936年大阪生まれ。両親は東京人だが父が職場を大阪に移したため、大阪で生まれた。1944年、父が職場を解雇され、東京に戻る。両親は帰郷だが子どもにとっては上京だった。1955年、多摩美術大学に入学。1959年、卒業と同時にデザイン会社ライトパブリシティに入社。1968年、ライトパブリシティを退社、フリーのグラフィックデザイナー、イラストレーターとして現在にいたる。
■聞き手略歴
濱田高志:1968年生まれ。国内外の音楽やイラストレーションを新たな観点から捉え直すライター兼アンソロジスト。テレビやラジオ番組の構成・パーソナリティも務めている。著著に『ミシェル・ルグラン 風のささやき』(音楽之友社)、編著に『Love Sounds Style読本』(愛育社)など。「ソフトロック・ドライヴィン」「TV AGE」シリーズなど、企画・監修したCD多数。

【書籍内容説明】
『Ciné Aquirax』宇野亜喜良
97年1月より翌年にかけて「キネマ旬報」誌に連載されたイラスト・エッセイ『シネマの船がゆく』に描き下ろしを加えて構成した作品集。これまで書籍化のリクエストが多く、これが満を持しての初単行本化となる。ヌーヴェル・ヴァーグからフェリーニ、黒澤、さらにはトルンカリチャード・レスターベッソンウォン・カーウァイまで。往年の名作から近作までを洒脱な筆致で描いた美麗画集。宇野ファン、そして映画ファン必携。 » 税込価格:2,625円
『Black & White in Wadaland』和田誠
これまで様々なメディアで発表されたモノクロ・イラストレーションおよそ4,000点を掲載した作品集。小説の挿絵からレコード・ジャケット、ポスター、絵本、広告まで、多彩なスタイルによる作品を著者自身のセレクトで構成した自薦画集で、なかには未発表スケッチや下書き、映画の絵コンテも多数含まれている。和田ファンはもとより映画ファン、音楽ファン感涙の、スタイリッシュなイラストレーションが満載。 » 税込価格:3,990円

  • 当日トーク終了後、お二人のサイン会を開催いたします。サイン対象本は新刊『Ciné Aquirax』『Black & White in Wadaland』とさせて頂きますのでご了承下さい。(イベント会場にて販売いたします)
  • 当日イベントに参加した方には宇野亜喜良×和田誠オリジナル書き下ろし合作イラストレーションの入ったポストカードをプレゼントいたします。

(M)